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イノベーションを志向するのはやめとけ!と言う話

なんとなくイノベーションが好きだ!(笑)

正確に言うとイノベーションという言葉にワクワクする。

なんか楽しそう!

もっと言うとビジネスイノベーションも好きだけど、テクノロジーイノベーションが好きだ!

なぜなんだ?

自分の個性? 日本人としての習性?

ところでイノベーションってなんだ?ってことをふと思うことは多々ある。

和訳すれば革新であり、改善(インプルーブメント)とは違う。

イノベーションってどうやって起こせば良いんだろう?

それとも、イノベーションって起きちゃうのか?

今回はその辺りについて考えたいと思います。

 

「イノベーション」と「インプルーブメント」の違い

革新であるイノベーションは、全く新しい新技術による変化だったり、パラダイムシフトであったり、ビジネスプロセスが再構築されることによる変化だったりします。

改善であるインプルーブメントは、ムリムダムラの排除、効率化、スキルアップのような変化だったりします。

 

「コストを減らすイノベーション」と「価値を創り出すイノベーション」

コストを減らすイノベーションは、コストを減らすインプルーブメントとの違いがわかりづらい部分がありますよね。

コストを減らすインプルーブメントとは大体こんな感じかな・・・。

  • メールを廃止してチャットに切り替える
  • 社内における印鑑による承認をやめて、電子サインに切り替える
  • 社内資料をテンプレート化する
  • 業務プロセスや製造プロセスを変更する
  • オフィスレイアウトや工具の配置場所を変更する
  • 製造レイアウトを変更する

実は、上記の中で「メールを廃止してチャットに切り替える」と「製造レイアウトを変更する」はもしかしたら、コストを減らすイノベーションなのかなとも思います。

これまでにビジネス領域で使われていなかったチャットというテクノロジーが社内で使うことによって、これまでのメールの不効率を効率化したことで、社内コミュニケーションのパラダイムシフトが起きたとも思えます。

また、製造レイアウトがライン型だったのに、セル型に切り替えることで、近年の多品種少量生産に柔軟に対応できるようになったので、製造レイアウトのパラダイムシフトが起きたとも言えます。

価値を作り出すイノベーションとは、全く新しい新技術となれば、今どきは人工知能やIoTやRPAを活用して製造プロセスを変更して倍以上の生産数や、半分以下の時間で終了することができればそれは価値を作り出すイノベーションな感じがします。

様々なテクノロジーが活用されて実現している無人レジも価値を作り出すイノベーションでしょうし、試着専門店も「物品は店舗で買うものという常識を覆して試着だけして購入はネットで!」も購入スタイルのパラダイムシフトだと思えます。QRコードだけで決済できる「なんとかペイ」も支払いのパラダイムが変わったのでイノベーションな感じです。

 

「テクノロジーイノベーション」と「ビジネスイノベーション」

一般的にイノベーションというとテクノロジーイノベーションをイメージすることが多いと思います。

インターネット、スマホ、クラウドコンピューティング、人工知能、量子コンピュータ、自動運転などは、何かしらの革新的なテクノロジーによってもたらされたサービスだったりデバイスだったりします。

でも、テクノロジーイノベーションとビジネスイノベーションはテクノロジーの有無ではなく「発生メカニズム」だったりします。

伊賀泰代著の生産性にこの辺りは詳しく書いてありますが、テクノロジーイノベーションは、最初に使えるかどうかわからないけど画期的な技術が発明されることから始まります。

もちろん、なんとなく発明するわけではないでしょうけど、そのテクノロジーが具体的にどのように社会に受け入れられて変革していくのかという全体像は明確ではなかったりします。

  • 電話とインターネットと音楽が一体となったデバイス
  • めっちゃ処理速度が速い量子コンピュータ
  • 勝手に学習を繰り返してある程度の回答を見出す人工知能
  • 空を飛べるけど、人が乗って操縦しないドローン
  • バーコードより多くの情報を早く読み取ることができるQRコード
  • 世界中の複数のコンピュータネットワークを相互接続したインターネット
  • 導体と絶縁体の中間の電気伝導率をもつ半導体

インターネットやスマートフォン(iPhone)が世の中に提示された際に、今のような状況になっていることなんて殆どの人が想像できなかったと思いますし、ドローンも30年後は空中にドローンが浮かんでいる状況になっているかもしれません。

一方、ビジネスイノベーションは、突発的な発明発見ではなく、現在の社会において課題や問題があり、それを解決するために誰かが発想したものであることが多いのです。

  • 物々交換は大変なので発案された貨幣制度
  • 国民に均一なサービスができるようにした戸籍住民票制度
  • 資金がなくても自分のアイデアでビジネスができる株式会社
  • 裁判を早く行う裁判員裁判制度

要するに、テクノロジーイノベーションは、なんかよーわからんけどこんなん面白いよねという好奇心が源泉となっている気がしますが、ビジネスイノベーションは、現実に存在する不便さや課題があるから画期的な発想で解決するというアプローチの違いなのです。

 

イノベーションを志向するのはやめとけ!

テクノロジーイノベーションもビジネスイノベーションも起こすものではなくて、起こるものだという理解がとっても大切だと思うわけです。

人間の好奇心や画期的な発想が爆発した際にイノベーションは起きるわけですが、そのためには何が大切か?って、やはり「感情」だと思います。

生きていれば、仕事をしていれば、不平・不満・不便・不自由なことが起きると思うし、空飛びたいとか、宇宙に行きたいとか、海の一番深い所に行ってみたいという夢を見ることもあると思います。そんな時に起こるのが、感謝、驚愕、興奮、好奇心、冷静、焦燥、リラックス、緊張、欲望、勇気、後悔、満足、不満、無念、期待、優越感、劣等感、苦しみ、悲しみ、切なさ、感動、怒り、絶望、希望、愛しさというような感情だと思うのです。

そんな自分の感情に素直に気づくことがとーーーっても大切なんです。

 

唯一の方法は?

イノベーションを志向するのではなく、イノベーションが起きちゃったとなるためには、イノベーションするような異端児的な人材や感情に素直な人材を確保・育成・放置することだったり、イノベーションすることを厭わない組織文化や、直感や感情が豊かな組織文化を形成することかなと思います。

「そんな人材どこにいるんだよー」とか「そんな組織文化をどうやって作るんだよー」という声が聞こえてきそうですが、それはまた違う記事で!

あるいは個別に連絡をして頂ければ幸いです。

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