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思い込みは恐ろしい

第5回目は、自分の思い込みに気づいた「とある訪問先の社長」の話です。

「それって自分の思い込みじゃないか?」って疑問に思ったことが最高の「問い」でした。

 

これは、とある会社の経営者Aさんとの話です。

Aさん:いやー、最近急に多くの人が会社を辞めたのでサンクイットさんに色々相談したくてさー。

当社:へー、そうなんですか・・・、何名ぐらい辞めたんですか?

Aさん:まあ、数名だけど、ここ1年ぐらいだと10名弱かな〜

当社:ってことは、1年で約10%ぐらいの人が辞めたってことじゃないですか?

当社:で、辞めた人の業務を埋めるために採用はできているのですか?

Aさん:そんな簡単に良い人を採用できるもんじゃないよ。辞めた社員の仕事もちょっと高度な仕事だったので余計に採用が難しいわな〜

当社:そうですか〜、じゃあ、残っている皆さんは大変な感じですね・・・。

Aさん:そうなんだよー、まあ採用は採用で進めているんだけど、社員が辞めないような対策をすぐにでもしないとまた退職者が出ることになったら大変だよ。

当社:何かしてるんですか?

Aさん:色々とアイデアはあるんだけど、何から始めれば良いのかとか、どんな対策が効果的なのかというのがイマイチわからないから、専門家のサンクイットさんに相談したってワケだよ。

当社:ありがとうございます。

当社:もう少し、社長が考えている課題について聞かせてもらえますか?

Aさん:

こんな課題があって・・・

あんな課題があって・・・

こんなエピソードもあったんだよね〜

画像と本文は関係ありません。

当社:なるほど、なるほど。へー、そうなんですね。

たぶん、社長の話を聞いていることをまとめると「これこれこんな課題があって・・・」ということですが認識は合ってますか?

Aさん:そうそう、あってるよ。さすが、サンクイットさんは課題整理がうまいね〜。

当社:いやいや、そんなことないですよ。第三者だから客観的に見れるってのもありますかね?

となると、考えられる解決策はこんな感じです。

Aさん:うんうん、なるほどね・・・。

Aさん:ほうほう、そんな方法があるんだ・・・。

確かに、その方法だと社員の心が変わるかもな・・・。

うーん、そこまでやるのは大変そうだな・・・

Aさん:なるほどなー、

Aさん:うーん、いや、ちょっと待てよ。

サンクイットさんが紹介してくれた対策って、俺が話した課題に対しての解決策だよな?

当社:はい、もちろんです。

Aさん:でも、俺が話した課題が俺の勘違いだったらその解決策って意味がないと違うか?

当社:もちろん、それはそうです。

Aさん:うーん、まあ、もちろん俺が認識している課題は確かなものだと思うけど、社員全員から聞いてみる必要もあると思うんだよなー。

当社:それはそうですね。

過去に従業員意識調査とか満足度調査っていうアンケートみたいなのってやったことないんですか?

Aさん:無いね。

当社:あー、そうですか、それはやった方が良いですよ。

Aさん:サンクイットさん、そんなことできるの?

当社:もちろん、できますよ。

Aさん:じゃ、対策する前に、まずは会社の現状を把握する調査をお願いしたいんだけど・・・。

当社:もちろん! 是非やらせてください。

当社:それでは、組織診断について話を進めていきましょう!

<次回へ続く>

Aさんの最高の気づきは「俺が話した課題が俺の勘違いだったらその解決策って意味がないと違うか?」です。

この時に初めて優秀な経営者であるAさんが「自分中心の視点」を疑ったことです。

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