経営者の方に「会社経営における重要なリソース(資源)って何かご存知ですか?」(すいません、上から目線で・・・)と聞くことがあります。
そうすると、多くの方が、「ヒト・モノ・カネ」とか、「ヒト・モノ・カネ・情報」と言います。
なぜか、「ヒト」が一番先にきて、「モノ」や「カネ」はその次です。
語呂が良いからでしょうか?
重要な順番だからでしょうか?
ある人は、こんなことを言っていました。
「それは、ヒト・モノ・カネだろ〜、ところで、ヒト・モノ・カネの中では何が一番重要な要素かわかってる?」
僕:順番ってあるんですか?
ヒトが一番重要に決まってるだろ〜
マーケティング戦略?、財務戦略?、IT戦略?
そんなもん、二の次だよ・・・。
これらの戦略は誰が立案する?
人だろ?
立案された戦略は誰が実行する?
人だろ?
だから、経営にとって人が一番重要なんだよ!
まともな人がいなければ、そもそも、素晴らしい戦略を立案できないんだよ!
たとえ、どこぞの経営コンサルタントが素晴らしい戦略を立案しても、誰もやらなきゃ何も起きないんだよ!
やる気のない人がやっても変わらないんだよ!って言ってました。
まあ、過激に思えたけど、「確かにそうですよね・・・」って思えました。
確かに、人や組織が重要なんだろうけど、もう少し考えてみると、人と組織は、カネや情報やモノとは少し違う側面があるってことです。