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ポストイットとサンクイット

第1回目のメルマガはいかがでしたか?

読んで頂いてありがとうございます!

第2回目は、どうすれば生産性の高い組織が出来上がるのか?について僕がどう思ったのか?また、なぜ、そんな風に思ったのかについてご紹介します。

それが会社名の由来にもなっているのです。

日本企業にとって「生産性向上」という言葉ってどんなイメージなのでしょうか?

もしかしたら、ネガティブなイメージもあるのでしょうか?

例えば、「うまいことやって早く帰る」とか「独自の工夫をして人より少ない時間で同じ結果を出す」というのは、真面目に、愚直に、長時間働くという価値観とは異なる感じもするので、ちょっと卑怯なイメージもあるのでしょうか?

また、多くの企業では評価させる基準が成果ではなく労働時間で評価されることも多いので、残業すればするほど収入が増えるという仕組み上、生産性をあげるモチベーションより、長時間働くという視点になってしまうのでしょうか?

同じ成果なら、さっさとやって、やったあとは帰って趣味に時間を費やした方が良いと思いますし、同じ目標ならさっさと仕事して帰宅してのんびりした方が良いと思うのは、日本風じゃ無いのでしょうか?

経営者の方が社内において生産性を向上させるという結果が欲しい場合は何をするのか?というと、業務プロセスの見直し、働き方の見直し、適材適所の配置の見直しなどを考えると思います。

どれも正しいと思うのですが、実は「社員がポジティブで幸福度が高いと生産性が高くなる」というデータがあるのです。

リュボミルスキー博士やキング博士などは、幸福感の高い社員の創造性は3倍、生産性は31%、売上は37%高いというデータを示しましたし、バーバラ・フレドリクソン博士は、ポジティブ感情が高いと発想が広がり、 物事を大きな概念で捉えたり、長期的視点で捉えることができるため、 社会の中に眠っている大きなニーズ、小さな発見に秘められたブレークスルーのヒント、問題をつくりだしている大きな構造などを捉えて解決のリソースを見つけ出すことができるという拡張形成理論を唱えました。

私自身少しびっくりしました。

確かに、ポジティブな感情を持つ人や楽観的な人は、前向きに仕事をすることが多いというイメージはありました。

でも、ちゃんとした研究者が真面目に研究して、しかも、「ポジティブで幸福度が高いと生産性が高くなる」という科学的検証をしたというのが驚きだったのです。

だったら、「ポジティブで幸福度が高い社員をいっぱい作ればいいじゃん!」と考えて、そうなるようなアプローチや対策をすれば良いと思ったのです。

いくつかある対策の中で僕がこれはいいなーって思ったのが「相手を誉める」ということでした。

「相手を誉める」のは、簡単で、誰でもできて、しかも安くできるとっても優れたアプローチだったのです。

「誉める」、そして「ありがとうと言って感謝する」

このようなポジティブな感情が会社組織に定着することで生産性が向上するなんて、なんて素晴らしいんだ〜!って思ったのが、僕がサンクイット社を創業しようとしたきっかけでもあり、会社名にした理由でもあります。

ポストイット(Post It)というのは米国スリーエム社の商品名で一般的名称では付箋紙ですが、Postは貼るという意味があるので、Post Itは「それを貼る」という意味です。

なので、Thank Itにすれば「それに感謝する」という意味になりますし、「感謝の言葉」を付箋紙に書いて渡すことが、社員をポジティブにして幸福度を上げると思って、サンクイット(Thankit)という会社名にしました。

より少ないリソースでより大きな成果を出すという生産性を高めるということは、経営者にとって企業にとって1丁目1番地の取り組みであるはずなのにイマイチ真面目に取り組まれていない。

生産性を向上させるためには社員のポジティブな感情がとても重要であって、ポジティブ感情を高める一番簡単な取り組みは「誉める」ことです。

メルマガ提供会社

株式会社サンクイット

株式会社サンクイットは心理的安全環境の構築をサポートしています。

ポジティブ心理学を用いた組織診断、ポジティブ心理学、ストレングス思考、U理論、アート思考、対話などをベースにした個人や組織の行動変容、心理的だけではなく身体的な心理的安全環境の構築についてもサポートしています。

オフィシャルサイトはこちら:www.thankit.com

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